中国政府の海外メディアに対する“報復”行為、国際ジャーナリスト連盟が批判―米メディア

Record China    2012年11月18日(日) 12時33分

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16日、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、報復措置ともみられる中国の海外メディア締め出しを批判した。写真は15日、政治局常務委員のお披露目となった記者会見。

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2012年11月16日、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、報復措置ともみられる中国の海外メディア締め出しを批判した。17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語サイトが伝えた。

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15日、中国共産党第十八期中央委員会第一回全体会議(一中全会)が開催され、習近平(シー・ジンピン)体制の最高指導陣である中国共産党中央政治局常務委員7人が選出された。そのお披露目となる記者会見が開催された。

だがその記者会見に世界的なメディアであるブルームバーグ、ニューヨークタイムズの立ち入りは認められなかったという。前者は習近平総書記の親族の蓄財について、後者は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の親族の蓄財について報道し、中国当局ににらまれていた。

IFJは「すべてのメディアが情報を得る権利を持つ」という原則は守られるべきだと指摘し、中国のやり方に疑義を呈している。ただし習総書記が記者会見で「各位記者は大量の報道を通じて世界各国に“中国の声”を届けてくれた」と感謝の意を表したことは評価するともコメント。中国のニュースが公正に伝えられるためにも一部のメディアが不当な扱いを受けることは許されないと批判した。(翻訳・編集/KT)

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