Record China

ヘッドライン:

東野圭吾はなぜ中国でこんなにも人気なのか―中国メディア

配信日時:2018年12月1日(土) 10時10分
拡大
中国で東野圭吾ブームが起きているが、「容疑者Xの献身」が紹介されたのを機に、その人気はすでに10年も続いている。

2018年11月23日、北京商報によると、中国で東野圭吾ブームが起きているが、「容疑者Xの献身」が紹介されたのを機に、その人気はすでに10年も続いている。

10月の北京では、ネットでの書籍売れ行きランキングトップ30には東野作品が五つランクインしており、年齢層を問わない「ナミヤ雑貨店の奇蹟」はとりわけ人気が高いと、ある分析記事は指摘している。

どの書店にも東野作品がずらりと並び、目立つ平台にもコーナーが設けられている。こうした書店の様子は氷山の一角にすぎない。これほど長期間にわたって東野圭吾ブームが続いているのは、東野作品がブランド化したことがあるという。

東野圭吾はこれまで90冊余りを出版しているが、そのうち82冊が中国語に翻訳されており、契約を結んでいる中国の出版社は約20社に上る。2010年前後には出版社の間で契約争奪戦が繰り広げられたほどの人気ぶりとなっている。

記事によると、注目されるようになった背景には、サスペンス物やタイムスリップ物、ファンタジー物など他の分野と比べて推理小説は出版しやすいことがあるという。1990年代から2000年代初頭までは、中国では推理小説は地味な存在だったが、爆発的に人気に火がついた。

また、中国では海外の有名な小説が次々と翻訳出版されるようになった。東野圭吾は「白夜行」や「秘密」など多くの作品がヒットし、映像化されたことで中国でも注目が高まっていた。「東野圭吾ブームが生み出される環境が整っていた」と記事は指摘する。

そして、「もちろん作品そのものの魅力も欠かせない」とし、中国の出版関係者の話として「起伏に富みテンポよく進む構成や予想外の展開、そして感情移入しやすいキャラクター設定が特徴的で、中国でも映像化された作品があることが人気をいっそう助長させた」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

新型コロナウイルスの脅威にさらされた武漢、最新ドキュメンタリーが日本初公開 動画はこちら

関連記事

日本に「3度目の韓流ブーム」が到来、嫌韓・反日を乗り越えられるか?=韓国ネット「日本の若者は嫌韓ではないと思う」「歴史問題で大勢は変わる」

17日、韓国・イーデイリーは、日本で10代の女性を中心に韓流ブームが起こる一方、韓国でも日本製品や日本旅行が人気になるなど、日韓両国の文化交流が全盛期を迎えていると報じた。写真は韓流グッズなどを扱う韓国の店。

Record China
2017年7月19日 7時30分
続きを読む

日韓が熱中する村上春樹作品、韓国人には「憧れ」、日本人には?=韓国ネット「韓国より日本の小説の方がはまれる」「ハルキのいい所は…」

2日、韓国メディア・韓国日報は、日本のみならず韓国でも大ベストセラー作家となっている村上春樹氏について、同じ「大人気」でもその背景にあるものは日韓で違いがあるとの記事を報じた。写真は村上春樹氏の作品。

Record China
2017年3月2日 23時50分
続きを読む

厳選!ザ・ワールド動画

ランキング