大学入試改革進める日本、より思考力・判断力・表現力を重視した記述型入試を実施へ―中国メディア

Record China    2018年11月26日(月) 7時0分

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23日、捜狐は、大学受験改革を進める日本が、従来のマークシート選択式のセンター試験を改め、思考力や判断力、表現力を重視した記述式の試験方法を導入する計画を進めていると伝えた。資料写真。

2018年11月23日、捜狐は、大学受験改革を進める日本が、従来のマークシート選択式のセンター試験を改め、思考力や判断力、表現力を重視した記述式の試験方法を導入する計画を進めていると伝えた。

記事は「新しい試験は、現行の大学入試センター試験に代わって2020年度より導入される。初・中等教育から高等教育までの一貫した育成と評価を行う上で、従来のマークシート選択型試験では知識と技能のカギとなる要素である『思考、判断、表現能力』の評価はできなかったとのこと。選択式では多く場合、正しいロジックで解答を導き出さず、選択肢ありきで正答にたどり着こうとするため、記述型問題の導入が必須だという」と紹介した。

そして、新しい試験の内容について、従来のセンター試験に用いられていた数字の穴埋め問題や選択問題を一部継続する一方で、複合科目の選択問題や説明、要約、描画などを含む記述問題なども採用される見通しだと説明。さらに、各大学で実施する試験についても、新たな統一試験をベースに難易度を高め、自由筆記や小論文など学生の創造性、芸術性を問う記述型問題の設計を行うべきだとの見解が有識者より示されたと伝えている。

記事はまた、23年までの移行期間を経て、24年度以降は記述型問題の量を増やすとともに、コンピューターを使用した解答方式が導入される見込みであるとも併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

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