「中国侮辱」のドルチェ&ガッバーナに華僑華人が猛反発=留学生が本店前で抗議、バイヤーは靴100足返品―中国メディア

Record China    2018年11月23日(金) 17時0分

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22日、中国の華僑華人向けニュースサイト、中国僑網は、イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)が「中国を侮辱した」とされる問題で、D&Gは謝罪コメントを発表したものの、世界各地の華僑華人がD&G商品のボイコットを叫んでいると報じた。

2018年11月22日、中国の華僑華人向けニュースサイト、中国僑網は、イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)が「中国を侮辱した」とされる問題で、D&Gは謝罪コメントを発表したものの、世界各地の華僑華人がD&G商品のボイコットを叫んでいると報じた。

報道によると、騒動の発端は、D&Gが21日に上海で開催予定だったショーのキャンペーンのためインスタグラムフェイスブックツイッター、中国のウェイボーで公開した動画で、女性モデルがピザなどのイタリア料理を箸を使って食べようとするシーンが「差別的だ」と反発を受けた。

さらにこの動画への不満をぶつけたネットユーザーに対し、同ブランドのデザイナーであるステファノ・ガッバーナ氏がインスタグラムで、中国を公然と侮辱するような発言をしたことなどから、ショーに招待されていた著名人の多くがボイコットを表明し、ショーは中止に追い込まれた。

D&GはSNSを通じて声明を出し、ショー中止について「中国、そしてドルチェ&ガッバーナを愛する世界中の人々に対して私たちが抱いている愛と情熱を持って特別に作り上げたものだった」とし、「今日起こったことは、私たちにとってだけではなく、このイベントを実現させるために昼夜働いた全ての人々にとっても非常に不幸なことだ。私たちの友人やゲストの方々に心の底から謝意を表したい」などと釈明した。

記事によると、D&Gの声明について、中国のネット上では「おわびの気持ちが少しも感じられない」などと批判する声が多く寄せられている。イタリアでも、華人が経営する店舗には「D&Gの靴を履いた人は入店禁止」などの紙が貼られたり、ミラノの本店前では華人や留学生らが抗議活動を行ったり、華人のバイヤーが購入したD&Gの靴100足以上を返品したりするなど、反発が続いているという。(翻訳・編集/柳川)

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