習近平体制に高まる期待、「中国は必ず権力移譲後に経済が上昇に転じる」=来年は成長率8%も―韓国紙

Record China    2012年11月14日(水) 22時6分

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12日、韓国紙・中央日報は『中国は権力移譲後にはいつも経済が上昇に転じる。来年の成長率は8%の可能性も』と題した記事を掲載した。写真は中国共産党第18回全国代表大会(十八大)を記念した切り絵。

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2012年11月12日、韓国紙・中央日報は『中国は権力移譲後にはいつも経済が上昇に転じる。来年の成長率は8%の可能性も』と題した記事を掲載した。以下はその内容。

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習近平(シー・ジンピン)時代を迎える中国政府は経済成長への自信をあらわにしている。国家発展改革委員会は10日、「中国経済は回復基調にあり、今年のGDP成長率は7.5%を上回る」との見方を示している。

今年10月の製造業生産増加率は9.6%と、ここ5カ月で最高の上げ幅を記録、同月の貿易黒字もここ4年間の最高記録となる320億ドルだった。これは輸出成長率が当初の予測値の10%を大幅に超える11.6%となったためで、「もはや経済刺激策は不要」との声も聞かれるまでになった。一方で物価上昇率は1.7%にとどまり、ここ3年における最低値となっている。

韓国現代経済研究院は11日、中国は来年から再度高成長の軌道に乗ることになるとの予測を発表した。同研究院の報告書では「中国経済は今年第3四半期の谷間の後、第4四半期から回復を始める」「中国の消費、投資、輸出はいずれもバランス良く再上昇している」「2013年の経済成長率は8%に達する可能性がある」との分析がある。

現代経済研究院は、中国では毎回政権交代後には経済成長率が高くなるため、間もなく始まる習近平体制が経済成長への期待感を押し上げていると分析している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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