回転木馬に本物の馬、運営側「動物虐待に当たらない」に賛否両論―中国

Record China    2018年11月22日(木) 9時40分

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21日、中国四川省成都市内のショッピングモールにこのほど、木馬の代わりに本物の馬を走らせるメリーゴーラウンドが登場し、物議を醸している。

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2018年11月21日、中国四川省成都市内のショッピングモールにこのほど、木馬の代わりに本物の馬を走らせるメリーゴーラウンド(回転木馬)が登場し、物議を醸している。

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20日付の北京青年報によると、問題のメリーゴーラウンドは木馬の代わりに4頭の本物の馬が支柱にくくりつけられていて、客はお金を払って馬にまたがり、スタッフがスイッチを入れると屋根ごと支柱が回り始め、馬が走り出す仕組みになっている。

ネット上で批判の声が上がっていることについて、運営側は「おとなしく訓練を受けた馬たちで、走るのは1回につき3分30秒ほどだ。馬は1時間ごとに入れ替えていて、1頭の馬が走るのは1日2~3時間だ。隣には馬たちが休めるよう芝生も設置している。ネット上で懸念されている動物虐待には当たらない」などと説明した。現在は馬とスタッフに安全訓練を行うため営業を一時休止しており、訓練が終わり次第再開するという。

中国のネット上では「特に問題があるとは思わない」「虐待ではなくアイデア」「『ビジネス頭脳』というやつ」「馬を人が引くのと支柱につなぐのとで何か違いはあるのか?」「馬をちゃんと休憩させているのなら良いのでは」「サイバー暴力」「騒ぎすぎ」「虐待かどうかは馬に聞かなければ分からない」「ロバに毎日、石臼を引かせるのも虐待なのか」などの声がある一方で、「やはり残酷だ」「偶発的な事故が起きたらどう責任取る」「虐待かどうかはさておき、自分の子どもを乗せようとは思わない」などの反応も見られた。(翻訳・編集/柳川)

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