Record China 2018年11月20日(火) 7時30分
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19日、中国紙・環球時報(電子版)は、「英国、米国、日本では教師は尊敬されない」とする記事を掲載した。写真は中国の授業風景。
2018年11月19日、中国紙・環球時報(電子版)は、「英国、米国、日本では教師は尊敬されない」とする記事を掲載した。
記事はまず、英国の非営利教育団体、バーキー財団がこのほど発表した2018年版の「世界教員地位指数」を紹介。学生が教師を尊敬していると回答した割合が世界で最も高かったのは中国の81%で、世界平均の36%を大きく上回ったと伝えた。
一方で、日本については「教師が尊敬される国のランキング上位には登場しなかった」「この調査によると、中国やインド、ガーナでは、多くの親たちが自分の子どもに教師になるよう勧めているのに対し、ロシアやイスラエル、日本では、親たちは子どもがこの業界に入ることを阻止する可能性が高い」とした。
その上で、「記者の見解」として、「日本社会の近年の多元化や複雑化が、本来教師という職業を十分に尊重してきた日本人の価値観に変化を生じさせている。学級崩壊が起きている学校も一部にある。学生は授業を真面目に受けず、教師も厳しく管理することができない。教師が少々厳しく接しただけで児童生徒や保護者の不満を招き、学校からモンスター扱いされる保護者まで出現している」と指摘。「教師に敬意を払ってはいるが、もし子どもが教師になりたいと言ったら、親としては心配になる」と語る3人の子どもを持つ親の話を伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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