iPhone5供給不足、「原因は製造の難しさ」と受託企業―中国メディア

Record China    2012年11月11日(日) 10時23分

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7日、フォックスコンの郭台銘会長は供給不足に陥っているアップルの新型スマートフォン「iPhone5」について、「設計上の理由から技術的な難易度が高く、アップルからの大量注文に対応しきれないでいる」と説明した。写真はiPhone5。

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2012年11月10日、新京報が海外メディアの報道を引用して伝えたところによると、米アップル製品を受託生産するEMS(電子機器受託生産)大手「富士康科技集団(フォックスコン)」の郭台銘(グオ・タイミン)会長は7日、供給不足に陥っているアップルの新型スマートフォン「iPhone5」について、「設計上の理由から技術的な難易度が高く、アップルからの大量注文に対応しきれないでいる」と説明した。

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iPhone5は米国市場で予約開始が発表された1時間後に、出荷日時が当初の9月21日から2週後に延期されるなど、供給不足が取りざたされていた。出荷された第1週目には500万台以上を売り上げたが、アナリストは「もし供給の問題さえなければ、この数字はもっと大きくなっていた」とみる。

アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は10月25日の決算会見で、「iPhone5の需要は極めて強く、供給不足を心配している」としながらも、「現在の生産量はアップル史上最大。いつ供給のバランスが取れるか予測がつかないが、わが社のiPhone5供給能力には自信がある」と語った。

一方、郭会長は海外メディアの取材に対し、「iPhone5は組み立て時に、アルミ製のケースに傷がつきやすく、多くの商品が不合格となってしまった。商品の損傷率を下げるため、新しい品質検査システムの導入を余儀なくされた」と語っていた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/TF)

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