ロシアの少年、ナルトの「うちはイタチ」の死にショックで自殺―中国メディア

Record China    2012年11月10日(土) 17時12分

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9日、ロシアでこのほど、大人気アニメ「NARUTO−ナルト−」の登場キャラクターである「うちはイタチ」が死んだことにショックを受け、14歳の少年が飛び降り自殺をするというショッキングな事件が起きた。写真はナルトの登場人物のコスプレをする中国のファン。

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2012年11月9日、ロシアのチャイコフスキーでこのほど、日本の大人気漫画アニメ「NARUTO−ナルト−」の登場キャラクターである「うちはイタチ」が死んだことにショックを受け、14歳の少年レオニード・フメルフくんが飛び降り自殺をするというショッキングな事件が起きた。中国の英字紙チャイナデイリーが伝えた。

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同事件を受け、ロシアと同じくナルトが大ヒットとなっている中国のネット上では、「はまりすぎ」などの声が寄せられ、中国の大手検索サイト「百度」のナルト専用掲示板も中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」の公式アカウントで、フィクションの世界にのめり込み過ぎて普段の生活に支障をきたすことのないよう注意を呼び掛けている。

レオニードくんは大ファンだった「うちはイタチ」の死を見た後、利用しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のページに「死のうと思う」とコメントを投稿。レオニードくんが家に戻らないのを心配した両親が近所の住民たちと捜索を開始したが、行方不明になってから2日後、アパートの約30メートルの高さの所から飛び降りて自殺したレオニードくんの遺体が発見された。レオニードくんの父親は「私はいつも『テレビを見過ぎるな』と言っていた。恐らく現実とフィクションの区別がつかなくなってしまったのだろう」と肩を落とした。

「うちはイタチ」は中国でも高い人気を誇るため、このニュースはミニブログでもすぐに拡散。「うちはイタチ」の死に関して、多くのネットユーザーが「受け入れられない」としたものの、レオニードくんに関しては「自殺するなんてやりすぎ」とコメントしている。百度も「ナルトに関して言うと、学ぶべきなのはキャラクターの堅固な意志や決してあきらめない精神であって、そのような精神をほかのユーザーと共有すべき」と呼びかけている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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