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17日、中国メディアの環球網によると、今月12日に北京からワルシャワに向かう予定だったLOTポーランド航空機が、故障した油圧ポンプの修理代金を持ち合わせていなかったため、乗客から集めていたことが分かった。写真は北京首都国際空港。
2018年11月17日、中国メディアの環球網によると、今月12日に北京からワルシャワに向かう予定だったLOTポーランド航空機(ボーイング787)が、故障した油圧ポンプの修理代金を持ち合わせていなかったため、乗客から集めていたことが分かった。
ボーイング社が修理前に現金での支払いを求めたためで、最終的に乗客から2500元(約4万1000円)が集まり修理が行われ、現金はワルシャワに到着後に乗客に返されたという。
LOTポーランド航空は、このトラブルの責任は同社の北京の代表者にあるとし、「現金とクレジットカードの両方を持っているべきだ」と説明した。またこの代表者が乗客から現金を集める前に誰とも相談していなかったことも明らかにした。
同様のトラブルは過去にも起きており、12年にパリからレバノンの首都ベイルートに向かっていたエールフランス機が、ベイルート市で社会不安が高まっているため迂回を余儀なくされ、シリアに緊急着陸して燃料を補給する際、シリアは国際的な制裁を受けていたためクレジットカードでの支払いができず、乗務員が乗客に現金を求めるということがあったという。(翻訳・編集/柳川)
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