調査で分かった中台の擦れ違い、6割の台湾住民が中国本土政府を非友好的と回答―台湾誌

Record China    2012年11月9日(金) 19時15分

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7日、台湾誌・遠見は中国本土の民間調査会社との合同調査結果を発表した。この調査は今年12月15日で4年を迎える中台の「三通」(通商、通航、通郵)に対し中台の人々がお互いをどのように見ているかを調べている。写真は台湾を訪れた中国本土の観光客。

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2012年11月7日、台湾誌・遠見は中国本土の民間調査会社との合同調査結果を発表した。この調査は今年12月15日で4年を迎える中台の「三通」(通商、通航、通郵)に対し中台の人々がお互いをどのように見ているかを調べている。環球ネットが伝えた。

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同誌は2009年にも同様の調査を行っており、今回は前回調査に比べさまざまな変化がみられた。調査では、81.2%の台湾住民がこの3年の間、中国本土を訪れておらず、64.7%は今後チャンスがあれば中国本土に旅行に行きたいと語った。2009年の調査と比べると、中国本土に観光したいと答えた台湾住民は7.9%増加した。一方、中国本土ではそれぞれ96.7%と80.4%だった。互いの住民と結婚したいかという質問では、両者ともに結婚したいと答えた割合が2009年から減少した。

また、互いの印象に関しては、台湾住民は中国本土の住民に対してマイナスなイメージが強く、中国本土は台湾住民に対して良い印象を持っていることが分かった。さらに87.1%の中国本土住民が台湾政府に対し友好的に感じているのに比べ、台湾住民は61.3%が中国本土政府に対し友好的なイメージを持っていなかった。特に70年代と80年代に生まれた台湾住民でこの傾向が強かった。

このほか、中台の今後に対して、35.1%の台湾住民はビジネスパートナーと答え、26%がライバルと回答し、中国本土の住民を友人とみているのは12.8%だった。ところが中国本土の住民は28.1%が友人と答え、23.9%の人が家族だと回答。さらに20.2%が親戚だと話すように、中国本土では台湾住民を家族とみる傾向が強い。中国本土の住民で台湾をビジネスパートナーと答えたのは18.9%で、ライバルはわずかに4%だった。(翻訳・編集/内山

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