「Panda杯全日本青年作文コンクール2018授賞式」が東京で開催

人民網日本語版    2018年11月16日(金) 17時50分

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人民中国雑誌社や日本科学協会、在日本中国大使館が共催する「Panda杯全日本青年作文コンクール2018授賞式」が15日夜、在日本中国大使館で開催され、同大使館の程永華大使、日本科学協会の大島美恵子会長などがゲストとして出席し、受賞者に賞を授与した。

人民中国雑誌社や日本科学協会、在日本中国大使館が共催する「Panda杯全日本青年作文コンクール2018授賞式」が15日夜、在日本中国大使館で開催され、同大使館の程永華大使、日本科学協会の大島美恵子会長などがゲストとして出席し、受賞者に賞を授与した。人民網が伝えた。

同作文コンクールは2014年に始まり、今回で5回目。今回のテーマは「@Japan わたしと中国」で、応募資格は16-35歳の日本人。応募数は4年連続で伸び続けており、今年は昨年比で25.3%増の624点が集まった。最終的に、優秀賞10人、入選10人、佳作35人、団体賞3人が選ばれた。

在日本中国大使館の程永華大使は挨拶の中で、「指導者から一般大衆に至るまで、両国の各界の努力により、昨年から中日両国の関係が良い方向に向かうようになった。特に今年は李克強総理の公式訪日、安倍晋三首相の公式訪中を通じて、相互信頼を少しずつ深め、互いに協力のパートナーであり、脅威とならないという共通の意思を再確認し、今後の平和友好協力を再スタートさせた。さらに、両国政府は2019年を『中日青少年交流促進年』とすることを確定した。このような両国関係の大きな改善の勢いが、皆さんが中国との交流を行う上で、より良い環境となると思われる。このような状況をきっかけとして、皆さんが中国との交流を深め、拡大させ、さらには日本の多くの国民が中国との交流に参加することを期待している」とを語った。

日本科学協会の大島美恵子会長は挨拶の中で、「日中両国の関係は今、あらゆる面で互いが歩み寄ろうとする姿勢が明確になりつつある。このような状況下で、次世代を担う若者たちが中国を訪れ、現地の様々な人と交流を経験する機会を作っていくことは、両国関係の未来にとって大きな糧となる。また、現在、SNSを通して国境の壁が低くなってきており、あらゆる情報を瞬時に手に入れることができる。そのため、実際にその情報が正しいものかどうかを冷静に判断し処理する力が求められている。日中関係に関しても、氾濫する情報に惑わされないように、できる限り直接相手の国に足を運び、自分の目で見て確かめてほしい。そして、皆さんが目にし、実感した中国について、友人や家族と大いに語り合い、SNS上で発信していってほしい」と語った。

そのほか、人民中国雑誌社東京支局の于文支局長、作文コンクールの審査員を務めた東日本国際大学の西園寺一晃客員教授などのゲストも挨拶を行った。ゲストらは、日本の若者の中国への深い理解、中日両国の青年友好交流の発展に対する期待を語った。

その後、程永華大使や大島美恵子会長らが受賞者たちに表彰状を授与した。

受賞者代表の本間雅恵さんは挨拶の中で、「知らないことが世界にはあふれており、それらを全て知ることはできないが、少しでも事実に近いものを知ることはできる。今目の前にある景色をそのまま受け止めるのではなく、いつもとは少し違った角度で見る。これだけでも新たな一面が見えてくる。このように、与えられたもの、教えてもらったことをそのまま受け入れるのではなく、自分の中で消化し、思考を重ね行動していくことが大切」とした。

今年の受賞者上位20人は11月16日から1週間、中国研修旅行に参加する。訪中団は、北京と成都の2都市を訪問し、名所旧跡を訪れるだけでなく、現地の中国人学生と交流を行い、成都パンダ繁育研究基地ではパンダと触れ合う。(文・木村雄太)

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