李克強総理がRCEP首脳会議に出席

人民網日本語版    2018年11月16日(金) 10時40分

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李克強総理は14日午後、サンテック・シンガポール国際会議展示センターで第2回域内包括的経済連携(RCEP)首脳会議に出席した。ASEAN10カ国及び韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドの首脳が出席した。

李克強総理は14日午後、サンテック・シンガポール国際会議展示センターで第2回域内包括的経済連携(RCEP)首脳会議に出席した。ASEAN10カ国及び韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、インドの首脳が出席した。

李総理は「われわれは1年前にマニラでRCEPの第1回首脳会議を開催した。それから1年、ASEANが主導し、ASEAN輪番議長国シンガポールが後押しする中、各国は取り組みのペースを加速し、昨年は50%足らずだった交渉の完成度は今年は80%近くにまで急速に高まった。交渉はすでに正念場に入っている。われわれは引き続き努力を重ね、積極的な勢いを保ち、『ゴール前のシュートを決め』、来年の交渉妥結を目指し、貿易と投資の自由化及び円滑化水準を高め、地域経済統合を促進して、地域各国の人々が早期に恩恵を受けられるようにする必要がある」と述べた。

各国首脳は「現在国際的に反グローバル化と保護主義が強まっている。各国は努力を強め、経済統合プロセスを推進し、ルールに基づく国際秩序と自由貿易を推進するべきだ。こうした中、RCEP交渉の妥結には重要な意義があり、各界の信頼とポジティブな予測を増進するうえでプラスであり、ルールに基づく多国間主義と自由貿易を支持するとの明確なメッセージを対外発信し、地域経済の成長と経済のグローバル化を力強く促進することになる」と指摘。

また、「RCEP交渉はすでに具体的進展を得て、最終段階に入りつつあり、各国共に妥結への強い意志を表明している。RCEP交渉の早期妥結は各国共通の責任だ。各国は緊迫感をもって、通常以上の努力を払わなければならない。各国は発展段階が異なるが、柔軟性を示し、各自の目指すところを調整して、包摂的な姿勢で互いの敏感性に配慮し、包括的で均衡ある、質と水準の高いRCEPを確保して、地域の全ての国々がひとしく利益を得られるようにし、互恵・ウィンウィンを実現するべきだ」として、一段と努力し、勢いに乗り、2019年内のRCEP交渉妥結を目指すことで合意した。(編集NA)

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