中国が世界最大の「糖尿病の都」に、患者数は米国の4倍―米メディア

配信日時:2012年11月10日(土) 14時29分
中国が世界最大の「糖尿病の都」に、患者数は米国の4倍―米メディア
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6日、米国には2370万人の糖尿病患者が存在しているが、中国にはその4倍にも上る患者が存在していることを国際糖尿病連合が明らかにした。写真は糖尿病などに効果があるとして販売されているラクダミルク。
2012年11月6日、参考消息(電子版)によると、米国には2370万人の糖尿病患者が存在しているが、中国にはその4倍にも上る患者が存在していることを国際糖尿病連合(IDF)が明らかにした。

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ブルームバーグによると、医薬品メーカー・メルクの責任者は10月25日、上海でインタビューを受けた際、「中国はすでに世界最大の“糖尿病の都”だ」と語り、「これをきっかけに、健康面や経済面でも大きな問題が引き起こされることになる」と指摘している。

2011年に患者14万人を対象にして行われた調査では、米国では患者の70%が血糖値をコントロールできているが、中国では半数以上の患者が血糖値を十分コントロールをできていないことも明らかになっており、こうした状況では患者は様々な障害を引き起こす可能性が高い。IDFは2030年には中国の患者数が4000万人余り増え、年間の治療費は280億ドル(約2兆2400億円)と莫大な額に達すると予測している。

先進諸国では糖尿病患者の年間平均治療費は5000ドル(約40万円)余りだが、中国では194ドル(約1万5500円)にとどまっており、症状の早期発見や基本的な医療システムの面で多くの課題が残されていると指摘されている。(翻訳・編集/岡田)
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