2012年11月6日、ロイター通信は、8日に開幕する第18回中国共産党大会を前に、胡錦濤（こ・きんとう）国家主席と次期最高指導者に内定している習近平（シー・ジンピン）国家副主席が、新指導部選出にあたり選挙制の導入を提案していると伝えた。仏ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）中国語版サイトが報じた。

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同通信が党指導部に近い関係者3人の話として伝えたもの。胡主席と習副主席党指導部である政治局員の選出方法として、定員を20％上回る候補者を立てる案を示しているという。しかし、今のところ詳細は明らかになっておらず、選挙の対象が政治局常務委員に拡大されるかも不透明だ。

複数の中国専門家によると、政治局員選出への選挙制導入はこれまでに前例のない「歴史的改革」であり、習副主席以下次期指導部がさらに踏み込んだ改革を行う可能性もあるという。（翻訳・編集/AA）