デビュー36年目、トニー・レオンは俳優人生の「第3段階」、悪役に大きな期待―香港

Record China    2018年11月15日(木) 17時30分

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14日、デビューから36年を迎え、現在は俳優人生の第3段階目にあるというトニー・レオンが、「本格的な悪役を演じたい」と今後の抱負を語っている。写真はトニー・レオンとカリーナ・ラウ夫妻。

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2018年11月14日、デビューから36年を迎え、現在は俳優人生の第3段階目にあるというトニー・レオン(梁朝偉)が、「本格的な悪役を演じたい」と今後の抱負を語っている。聯合報が伝えた。

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香港映画界を代表する存在のトニー・レオンはこのほど、世界の優秀な映画人に贈られる「チャップリン・アワード」を受賞。アジアの映画人で初の快挙となった。この受賞後、中国メディアのインタビューに答えた。演技派と言われることについて、「演技の才能があるとは思わない」と否定。過去を振り返ると、よい作品、よい監督やスタッフに恵まれたことで、観客が満足できる映画を作り出せたと思っているという。

82年のデビューから約20年間、テレビドラマや映画の世界でがむしゃらに突っ走ってきた時期を、俳優人生の第1段階と捉えていると語る。2000年代に入り、映画「花様年華」や「ラスト、コーション」といった代表作に巡り合い、成熟への道を進んだのが第2段階であり、現在は第3段階目にあるという。そして今の大きな願いは、悪役を演じることだと語っている。

これまでに悪の要素を持つ役を演じたことはあるものの、本格的な悪役を演じた経験は一度もない。それだけに、これが今後の大きな挑戦になるとのこと。夫人で女優のカリーナ・ラウ(劉嘉玲)も「すごい悪役を演じることを期待している」と語り、エールを送っている。(翻訳・編集/Mathilda

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