中国J―20ステルス戦闘機の設計責任者「航空ショー出展で3つの残念なことあった」

Record China    2018年11月14日(水) 21時40分

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中国メディアの観察者網によると、J―20(殲20)ステルス戦闘機の開発責任者を務めた楊偉氏は、同機が珠海航空ショーで飛行を披露した際(写真)に、「三つの残念なことがあった」と述べた。

中国メディアの観察者網は14日、J―20(殲―20)ステルス戦闘機が、6日から11日にかけて開催された中国国際航空航天博覧会(珠海航空ショー)で飛行を披露したことについて、同機の設計責任者を務めた楊偉氏が「三つの残念なことがあった」と述べたと紹介する記事を掲載した。

J―20は初飛行が2011年1月で、17年3月には中国空軍への配備が始まった。飛行する姿の動画などは紹介されていたが、実際の姿が披露されたのは今回が初めてだった。

航空ショーでの飛行披露の責任者を務めた張偉林氏は、J―20が垂直上昇飛行を披露したことの意義を説明。比較的低速で飛行する低空から、機体を一気に引き上げて垂直上昇する場合、操縦技術としては極度の精密さが要求され、同時にエンジンのパワーの強大さが示されることになるからという。

なお、張偉林氏の地位については「空軍某基地の司令員(司令官)」とだけ紹介された。中国の軍関連の報道は、具体的な基地名などが伏せられることが一般的だ。

一方で、同機の設計責任者を務めた楊偉氏は、航空ショーでの飛行の披露について、残念なことが三つあったと説明。J―20の特徴とは「突出したステルス性」「突出した遠距離攻撃能力」「突出した通信化作戦能力」として、それらの能力を航空ショーで披露することは実際問題としてできないと述べた。

張氏は中国における戦闘機開発の歴史について、西側先進国の発展方向に追随してきたと説明。しかし先進国と中国では戦略から求められる戦闘機の性能は異なっており、戦闘機に盛り込む技術も外観も異なってくるとの考えを示した。(翻訳・編集/如月隼人

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