パンダの「貢貢」と「舜舜」が海口に到着 海南島に初のパンダ到来

人民網日本語版    2018年11月13日(火) 23時0分

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四川航空の3U8751便が10日午前、海口美蘭国際空港に無事着陸した。

四川航空の3U8751便が10日午前、海口美蘭国際空港に無事着陸した。同便で四川中国ジャイアントパンダ保護センターから運ばれた2頭のパンダ「貢貢(ゴンゴン)」と「舜舜(シュンシュン)」は、到着後、新しい住処となる海南熱帯野生動植物園に移され、海南での異郷生活をスタートさせた。中国新聞網が伝えた。

ともに雄パンダの「貢貢」と「舜舜」は異母兄弟で、「貢貢」は2013年8月18日に、「舜舜」は同年8月27日に、それぞれ誕生した。

10日、報道関係者と熱心なパンダファン合わせて数十人が空港で2頭を出迎えた。カメラやビデオカメラを手にした彼らは、撮影する手を休めることなく、熱狂的な出迎えを受けた2頭は、人気スターさながらだった。しかし熱狂的な一方で、パンダを驚かせないようにと、その場は自然と静けさが保たれ、騒がしさは全く感じられなかった。

海南熱帯野生動植物園の尚暁董事長は、「『貢貢』と『舜舜』が、パンダでは初めて海南で長期にわたり生活することになったことで、同園にパンダがいないという現状に変化が生じた。2頭がやって来たことで、国内外から海南島を訪れる観光客は、『国宝』を観る機会を得ることになった」とコメントした。

中国国家林業・草原局、中国ジャイアントパンダ保護研究センター、海南省林業局、海南省観光・文化広電体育庁、海南省野生動植物保護管理局など多数の機関による支持と調整のもと、海南熱帯野生動植物園は、1年間を費やし、機能が完備された、海南の特色を十分に備えたパンダワールド館を建造し、科学普及PRエリアやバックヤード業務保障サービスエリアも設置した。

パンダのエサやライフスタイルに基づいた飼育をするため、パンダ飼育係の許林さんも、「貢貢」と「舜舜」と一緒に海口にやって来た。許さんは、2頭が適応するまでの3カ月あまりを2頭に付き添う予定という。また、海南熱帯野生動植物園はパンダ到来前にすでに飼育係2名を四川に派遣し、相応のトレーニングを受けさせている。パンダのエサは、「海南料理」が中心となる予定で、同園はすでに現地のサプライヤーと契約を交わし、2頭に新鮮な竹とタケノコを定期的に一定量供給する。(編集KM)

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