2012年11月5日、中国新疆ウイグル自治区で、約1億6000万年前のジュラ紀の地層から1800ものカメの化石が発見された。新浪科技が海外メディアの報道として伝えた。

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発見したのはドイツ・テュービンゲン大学、ウォルター・ジョイス （Walter Joyce）氏の研究チーム。カメの化石は1つの場所に重なり合う形で発見されたことから、非常に乾燥した時季に水たまりで雨が降るのを待っていたが、結局雨は降らず、水たまりの水も枯渇してしまい、相次いで死んでいったものとみられる。

カメの甲羅は直径20cmほど。化石が最も密集した場所では1平方メートルあたり36匹分が発見された。ジョイス氏は今回の発見について、「これほど大量の化石が1度に見つかるのは珍しい。全世界のカメの化石の数を一気に倍増させることになるだろう」と話している。（翻訳・編集/NN）