2018年11月13日、中国では、家賃が高すぎて若者が部屋を借りられないという問題が深刻化しているが、中国不動産業界の大物で、不動産開発大手「万通地産」の創業者、馮崙（フォン・ルン）氏のこの問題に対する「回答」に、中国のネット上で反発の声が多く寄せられている。

馮氏はこのほど、「財新時間」のインタビューで、家賃が高すぎて若者が部屋を借りられないという問題について、「北京でも上海でも、部屋は大量に供給されている。実際には借りられる。でも高望みするから借りられなくなる。多くの人が結婚相手の女性を見つけられないのと同じ。第一に『女性』、第二に『生きている人』を探せば、街中にあふれている」などとコメントした。

馮氏の発言について、中国のネット上では「暴言以外の何物でもない」「ちんぴら的な言論」「こんな発言が出てくることが信じられない」「『女性』で『生きて』いて『あなたのことが嫌いな』人は街中にあふれている」「雑談レベルの話で相手するまでもない」などの声が上がっている。（翻訳・編集/柳川）