世界スパコンランキング、中国勢がさらに増加―中国メディア

人民網日本語版    2018年11月15日(木) 17時20分

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スパコンの計算速度の最新ランキング「TOP500」が12日、米ダラスで発表された。米国のスパコン「サミット」が連覇を果たした。中国の入選数は依然として最多で、数も前回よりさらに増加した。写真は神威・太湖之光。

スパコンの計算速度の最新ランキング「TOP500」が12日、米ダラスで発表された。米国のスパコン「サミット」が連覇を果たした。中国の入選数は依然として最多で、数も前回よりさらに増加した。新華社が伝えた。

同ランキングは半年毎に発表される。最新ランキングによると、米エネルギー省傘下のオークリッジ国立研究所が開発した「サミット」が再び首位になり、さらにリードを広げた。その計算速度(1秒間の浮動小数点計算回数)は半年前の12京2300兆回から14京3500兆回に改善された。前回3位だった米エネルギー省傘下のローレンスリバモア国立研究所が開発した「シエラ」が2位に浮上した。

中国のスパコン「神威・太湖之光」は3位、「天河2号」は4位。ドイツのスパコン「スーパーMUC-NG」が初めてトップ10以内に入り、8位につけた。独ライプニッツ研究センターに設置されているこのスパコンは、レノボが開発したものだ。

入選数を見ると、中国は半年前の206台から227台に増加し、全体の45%以上を占めている。米国は109台と過去最少だが、計算能力でリードを維持している。

また同ランキングによると、中国企業は世界トップ10のスパコンメーカーのうち3社を占めている。うちレノボは140台でトップ、浪潮は84台で2位、中科曙光は57台で3位。ファーウェイは14台で8位。

同ランキングは1993年から発表されている。国際機関「TOP500」によって作成され、半年ごとに発表。世界で設置されているスパコンの格付けを行う有名なランキングだ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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