中国人技能実習生、日本の国会で不公平な待遇を涙で訴え―華字紙

Record China    2018年11月14日(水) 8時0分

拡大

12日、華字紙・日本新華僑報は、「中国人技能実習生、日本の国会で不公平な待遇を涙で訴え」と題する記事を掲載した。資料写真。

2018年11月12日、華字紙・日本新華僑報は、「中国人技能実習生、日本の国会で不公平な待遇を涙で訴え」と題する記事を掲載した。

記事はまず、「外国人労働者受け入れ政策」が今の日本で注目の話題になっていると説明。「多くの人が『大量の外国人労働者の受け入れは日本に不安定要素をもたらす』と心配している」と述べ、その一方で「外国人労働者の権利、利益が技能実習生のように侵害されるのではないか」と懸念する動きもあると伝えた。

記事は失踪した外国人技能実習生の87%が「賃金への不満」を訴えたとのデータに言及し、「賃金への不満は実習生が直面する多くの不公平な待遇の一つに過ぎない」と指摘。「9日には野党の招きで国会を訪れた実習生らが、いじめや仕事中の事故など劣悪な労働環境について訴えた」と続け、中国人実習生から「うつ病の治療中」「指を切断する事故に遭ったが会社は治療費を支払わないだけでなく、帰国を促した」などの話が出たことを紹介した。

記事は、日本社会に存在するある認識として、「外国人技能実習生の労働環境はいじめや賃金のピンはね、安全が確保されていないなどの問題に満ちあふれている。外国人労働者の権益が保障されていないことを示すもので、政府は外国人労働者を積極的に受け入れる前に実習生らの労働環境の改善に注力すべき」との見方があるとも報じている。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携