韓国の小学校教諭、クラス全員に1人の児童を殴るよう指示=「今日で僕は終わりかも」―中国メディア

Record China    2018年11月13日(火) 23時30分

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12日、看看新聞は、韓国の小学校教諭が、受け持ちクラスの児童に対し、特定の男児1人を全員で殴打するよう指示していたことが明らかになり、社会から批判の声が噴出していると報じた。資料写真。

2018年11月12日、看看新聞によると、韓国の小学校教諭が、受け持ちクラスの児童に対し、特定の男児1人を全員で殴打するよう指示していたことが明らかになり、社会から批判の声が噴出している。

記事によると、ソウル市江北区にある小学校で10月30日、3年生クラスの担任がクラスの児童25人に対して、同じクラスの男児1人を3回ずつ強くたたくことを命じていた。この男児は授業中騒いでいたことで教諭に叱られ、反省文を書かされたがうまく書けなかったという。

教諭の指示を受けた児童らは男児を代わる代わる殴打。その後、男児が書いた反省文には「100回近く殴られて、本当に痛かった。今日で僕は終わりかもしれない」と書かれていたという。帰宅後に入浴した際、保護者が男児の体じゅうにあざがあるのを発見し、男児に話を聞いたところ、事態が発覚。男児は心にもダメージがあり、現在心理カウンセリングを受けているとのことである。

記事はまた、殴られた男児だけでなく、教諭に命じられて殴ったクラスメイトたちも相当な苦痛を感じているとし、「先生が恐くて、殴るしかなかった」「家に帰って泣いた。学校に行きたくないとママに言ったら叱られた」「先生の汚い言葉がまだ頭の中に残っている」などといった心境を紙に書いているという。

男児の保護者は、クラスメイトの保護者とともにこの教諭を提訴する準備を進めている。事態がエスカレートする中で、同市教育庁もすでに調査に乗り出したという。(翻訳・編集/川尻

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