中国当局が空母「遼寧」の事故発生回避に尽力、問題の深刻さを認識―米メディア

Record China    2012年11月5日(月) 19時20分

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3日、米メディアはこのほど、中国当局は中国初の空母「遼寧」の事故発生のいかなるリスクをも回避しようと注意深くなっていると伝えた。写真は遼寧。

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2012年11月3日、環球時報によると、米軍事情報サイト、ストラテジーページはこのほど、「中国海軍のリスク管理戦略」と題した記事を掲載し、中国メディアは中国初の空母「遼寧」について積極的な報道を繰り返しているが、一方で当局は事故発生のいかなるリスクをも回避しようと注意深くなっていると伝えた。

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遼寧は、ロシア(旧ソ連)の空母ワリャーグの未完成艦を、中国が98年にウクライナから購入し、10年以上の歳月をかけて完成させた複雑な経緯を持つ空母である。中国初の空母・遼寧の就役に関し、中国メディアは積極的な報道を繰り返し、人々から大きな注目を集めている。遼寧で一旦事故が発生すれば、災難的な事故となるだけでなく、様々な大問題をもたらす可能性も高い。中国当局はこのことを十分理解しているため、災難の発生を避けるための有効な措置の採用に注力している。

中国のパイロットは空母上での飛行技術や操縦技術を学ぶため、陸上に作られた遼寧の甲板と同規格の飛行場で、何年もの時間を費やして飛行訓練を実施してきた。就役した遼寧の甲板上で実際に離着陸することになれば、いかなる事故が発生しても大災害につながる可能性があり、また、多くの人々がそれを目撃し、記録として残される。そのため、当局はできる限りリスクを減らし、事故の発生を回避したいと考えている。(翻訳・編集/HA)

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