自治・独立求める動き広がる香港=英植民地時代の紋章使った龍獅香港旗が登場―米メディア

Record China    2012年11月4日(日) 9時18分

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3日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「中国本土と香港の矛盾が香港独立意識を生み出した」を掲載した。英国植民地時代の紋章を使った龍獅香港旗が使われる機会が増えている。写真は香港、人民元の両替所。

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2012年11月3日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版は記事「中国本土と香港の矛盾が香港独立意識を生み出した」を掲載した。

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最近、香港の反中国本土活動で、龍獅香港旗と呼ばれる旗が登場する機会が増えている。英国植民地時代の香港紋章(龍と王冠をかぶった獅子が帆船と城壁、王冠が描かれた盾を持っている図案)を改変したもので、「Hong Kong」という英語が消され、「香港」という漢字が描かれている。

この龍獅香港旗は香港の自治を求める市民団体「香港城邦自治運動」が提唱したもの。中国本土出身者の出産旅行、買い出し旅行、投資による不動産価格高騰などで香港在住者に迷惑がかかっているとして、香港人優先の政策を求めている。「中国人は中国に帰れ、香港は中国ではない」とのスローガンも聞かれる。

たんなる反本土感情や政治的自治を求める運動ではなく、排外主義、あるいは香港独立を求める動きにつながる可能性もあり、懸念する声が高まっている。梁振英長官も先日、植民地時代の旗を持ち出すべきではないと龍獅香港旗に言及している。(翻訳・編集/KT)

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