2012年11月1日、中国・北京市の天安門広場では警察がパトロールを行い、今月8日に同市で開催される共産党大会に向け、警備を強化していた。光明ネットが伝えた。

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5年に1度の共産党大会で、今年は政権が交代することもあり、内外から注目が集まっている。中国の首脳陣が集まるため粗相は許されず、警備する側には緊張感が漂っている。地元メディアによると、北京市公安局は市内を走るすべてのタクシーの運転手に対し、共産党大会期間中の特別協力を求めており、政治的なビラをまかないよう、期間中はタクシー後部座席のドアや窓は運転手によりロックされる。

また、ネット上では共産党大会のセキュリティー強化の影響で、包丁どころか鉛筆を削るような小さいナイフも買うことができず、北京に行く電車ではチケット購入から乗車するまで3回もチェックされるなど、影響の大きさが伝えられている。（翻訳・編集/内山）