日本を1世紀にわたり感動させた中国人―中国メディア

Record China    2018年11月11日(日) 23時40分

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8日、環球時報は、日中平和友好条約締結40周年を期に東京で開かれた近代中国を代表する画家の展覧会に、日本の多くの絵画愛好家が足を運んでいると報じた。

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2018年11月8日、環球時報は、「白石老人、日本を1世紀の間感動させる」と題する記事を掲載した。

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記事はまず「日中平和友好条約40周年記念―中国近代絵画の巨匠・斉白石(せい・はくせき)」と書かれたポスターが、展示会場である東京国立博物館前に立っており、現場の風景の中で存在感を示していると紹介した。

そして、展覧会の様子について「斉白石は日本での人気も高いようで、お年寄りの来場者を多く見かけた。一方で意外に感じたのは、真剣に鑑賞する日本の青年や中年の姿も多く、中には制服を着た高校生もいたことだ。博物館のスタッフによれば、多くの人が斉白石の絵画を目当てに展覧会にやってくるそうだ」と伝えた。

記事は、斉白石の作品は今から約100年前の1922年に東京で展示されたことがあるというスタッフの話を紹介した上で、今回改めて集中展示の機会が設けられたことについて「日中両国の芸術界では、久々の出会いであるとともに、新たな章の始まりと認識されている」と伝えた。

また、日本の愛好家が「大正時代に斉白石の作品が初めて日本に上陸した。西洋文化崇拝の雰囲気が濃い中で、彼の個性的な色使いや構図、洗練された筆使い、墨使いは、日本の絵画界を中国画に注目させるきっかけとなり、彼と日本の絵画界には切っても切れない縁が生まれたのだ」と語ったことを紹介した。

日中両国の主催者は、今回の展示を通じて両国民同士の気持ちがより近づき、一緒に美の真髄を追い求めていくようになることを望んでいるようだ。(翻訳・編集/川尻

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