中国国際輸入博覧会開幕初日、7大エリアを一巡り

人民網日本語版    2018年11月7日(水) 17時50分

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中国国際輸入博覧会開幕初日、7大エリアを一巡り。

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オーストラリアの化粧品メーカーの出展ブース(撮影・励漪)。

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独シュンク社の五本指ロボットハンドと握手する来場者(撮影・黄発紅)。

オムロンの出展ブースでロボットと卓球する職員(撮影・方吉吉)。

スペインの出展ブースで人々の注目を集めるユニークなハム(撮影・韓暁明)。

〇スマート・ハイエンド装備エリア

GE(ゼネラルエレクトリック)、デュポン、三菱電機、マイクロソフト、デルなど約400社が、世界先端技術を展示する同エリアで、「各社の目玉製品」を打ち出した。新エネルギー装備、産業オートメーション・ロボット、宇宙技術装備など各種出展品が素晴らしさを競い合い、ありとあらゆる最先端の研究開発成果が、多くの来場者を惹きつけてやまない。

〇サービス貿易エリア

電子スクリーン一面に、故宮展示品100点が映っている。指一本でタッチすれば、その秘蔵品の詳細と解説を閲覧することができる。サービス貿易エリアの入り口で、多くの人が足を止めている。これは、グーグル社と故宮が共同で打ち出した芸術・文化特別展示で、オンラインで100点の貴重な秘蔵品、陶磁器、書画、青銅器、エナメルなど多くの逸品を鑑賞することができる。

このほか、同コーナーには、多くの素晴らしい出展企業が勢ぞろいしている。金融分野ではスタンダードチャータード銀行や華僑銀行、会計士事務所ではデロイト・トウシュ・トーマツやプライスウォーターハウスクーパースが出展している。また、認証・検測分野では、フランスのビューローベリタスや米国のULなど、物流業ではDHLなどが出展している。このエリアでは、製品の販売は行っておらず、各種サービスやソリューションプランの提供にとどまっている。

〇医療器械・医薬保健エリア

世界最小のペースメーカー、最も薄い血圧計、もっとも速い免疫分析装置、世界初の乳幼児用MRI装置など、各種最先端技術を備えた新製品が、輸入博医療器械・医薬保健エリアで披露されている。同エリアには、科学技術研究開発商品が集中して展示されており、世界51カ国・地域の企業約300社が出展している。

〇食品・農産物エリア

中国国際輸入博覧会の食品・農産物エリアには、百数カ国の企業約2千社が出展している。展示品には、乳製品、肉製品、水産物、野菜・果物、お茶・コーヒーなどが含まれ、特産のヘルシーなオーガニック製品や、最先端の科学技術と組み合わせた加工品などが並んでいる。

〇服飾・アクセサリーおよび日用消費財エリア

ダイヤ・宝石逸品館には、ポーランドの真珠会社12社が、自国店舗の宝飾品を輸入博に持ち込んでいる。国際琥珀協会のMariusz Gliwiński副会長は、「ポーランドの琥珀生産量は、全世界の70%を占めており、中国の琥珀消費量は世界の50%を占めている。中国市場は、ポーランドにとって絶対に見逃せないターゲット市場である」と話した。

〇消費者用電子機器・家電エリア

占有面積約1万平方メートルの同エリアでは、世界15カ国・地区から集まった企業90社あまりが、モバイル機器・スマート住宅用品、スマート家電、電子ゲームなど各種分野の最前線革新製品を紹介している。

〇自動車エリア

中国は、自動車産業の発展が世界で最も速く、需要量が最も大きい市場であり、年間100万台以上が海外から中国に輸入されており、売上は450億ドル(1ドルは約113.3円)を上回っている。今回の輸入博には、17カ国から68社の自動車企業が出展しており、そのほとんどが世界的に有名な企業で、各社それぞれが「とっておき」のものを持ち込み、中国のバイヤーの関心を惹きつけている。(編集KM)

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