現代版「尽忠報国」?伊藤美誠の母親がささやき続けた言葉が中国で話題に

Record China    2018年11月6日(火) 15時20分

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6日、卓球女子の伊藤美誠を幼少時代から厳しく鍛えた母親が、寝ている娘の耳元で毎晩ささやき続けた「ある言葉」が中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で話題だ。写真は2015年、中国で行われた世界選手権の時の伊藤。

2018年11月6日、卓球スウェーデンオープンの女子シングルスで中国の主力3選手をまとめて撃破して優勝した伊藤美誠に、中国ネットユーザーの関心が高まっている。中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、伊藤を幼少時代から厳しく鍛えた母親が、寝ている娘の耳元で毎晩ささやき続けた「ある言葉」が話題だ。

伊藤は、スウェーデンオープンの女子シングルス準々決勝で元世界ランク1位の劉詩ブン(リウ・シーウェン)を、準決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダリストの丁寧(ディン・ニン)を下して勝ち上がり、4日の決勝では世界ランク1位の朱雨玲(ジュー・ユーリン)を相手にストレート勝利(11‐3、11‐3、11‐5、11‐8)を収め、「中国キラー」ぶりを発揮した。

ウェイボーでは、「伊藤の母親は寝ている美誠の耳元で毎日、『中国に勝てるのは美誠だけ』とささやき続け、潜在意識を変える訓練もしていた」とするエピソードが注目を集めている。

これについて、中国のネットユーザーからは「卓球で中国勢に勝てる人は多くない。頑張れ」「いつも勝ってばかりではつまらない」「ライバルがいてこそ競技レベルが向上する」「中国卓球は孤独ではなくなった」など、「余裕」のコメントが多く書き込まれていた。

また、平野美宇が昨年4月のアジア選手権で中国勢に3連勝して優勝した際、「中国選手は全然普通」と発言した一方で、同9月のアジアカップで香港選手に敗れ「卓球が嫌いになった」と漏らしたことを引き合いに出し、「伊藤の今後」を心配する人もいた。

さらに、中国史の英雄・岳飛が、母から「国に忠義を尽くして、国からの恩に報いる」ようにと「尽忠報国」の4文字を背中に彫られたエピソードを持ち出し、「現代版尽忠報国かよ!」とする反応もあった。

このほか、「(福原愛のように)中国の東北地方なまりの中国語を話せば、伊藤ももっと中国人のハートをつかめるだろう」という書き込みもあった。(翻訳・編集/柳川)

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