輸入博覧会は中国一流の開放水準を示している―中国メディア

人民網日本語版    2018年11月6日(火) 18時50分

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第1回中国国際輸入博覧会が開幕。世界の82カ国と3つの国際機関が国家展に参加し、約130カ国の企業3000社あまりとバイヤー16万人が企業展に参加する。写真は空から撮影した中国国際輸入博覧会の開催地・上海国家エキシビションセンター。

第1回中国国際輸入博覧会が開幕。世界の82カ国と3つの国際機関が国家展に参加し、約130カ国の企業3000社あまりとバイヤー16万人が企業展に参加する。

中国共産党上海市委員会の主要関係責任者は、「中国国際輸入博覧会は世界初の輸入をテーマとした国家レベルの博覧会で、中国が世界に向けて主体的に市場を開放する上での重大な措置だ」と述べた。

博覧会は「6日+365日」の常設プラットフォームにより、永遠に幕を閉じることがない。上海市に設置された13カ所の展示スポットでは、6日間の会期が終了した後も各国の食品や消費財を引き続き展示することができ、保税区では1年365日にわたり取引が行えることになっており、博覧会はこれからも永遠に続く。

上海臨港装備産業パークQ01-05ブロックは、米テスラ車のギガファクトリーが建設される場所だ。86万平方メートルあまりのこの土地では今、工事が急ピッチで進められている。

3カ月前、上海市政府はテスラとの合意に調印したその日に、「開放拡大100カ条」も発表し、金融、産業、知的財産権保護など5つの方面での開放拡大措置を打ち出した。最も注目を集めたのは、自動車、航空機、船舶など先進的製造業分野での外資導入をめぐり、これまでの規制が緩和・撤廃されたことだ。

テスラのプロジェクトは急速に進んでおり、重要な原因として、臨港エリアがテスラのために全プロセスにわたるテスラに特化したサービスを提供し、もともと半年以上かかるとされていたプロセスが3カ月しかかからなかったことがある。上海は国際的に最高とされる標準・水準と比較して、ビジネス環境を絶えず改善し、法治化、国際化、円滑化を旨とするビジネス環境作りを急いでいる。

ビジネス環境が絶えず改善され、上海での投資を増やす企業もますます増えている。上海は10月27日、外資による投資プロジェクト12件に調印し、投資額は234億元(約3833億円)に達した。このうちスイスの工業大手ABBグループは、上海で1億5000万ドルを投資し、世界で最も大きく、最も先進的で、最も柔軟なロボット工場を新設し、ロボットによるロボット製造を実現させるとしている。

今年9月末現在、上海に投資する国・地域は178カ所に増えた。市全体で外資系企業は5万社あまりあり、このうち多国籍企業の地域本部は653カ所、研究開発センターは438カ所を数える。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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