「日本に学べ」は客観的じゃない!評論家の投稿が物議―中国ネット

Record China    2018年11月5日(月) 22時10分

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4日、中国版ツイッター・微博に「日本に学ぶべきというのは、客観的ではないと思う」とする文章が掲載され、注目を集めた。資料写真。

2018年11月4日、中国版ツイッター・微博に「日本に学ぶべきというのは、客観的ではないと思う」とする文章が掲載され、注目を集めた。

フォロワー数1150万を数える評論家・留几手氏の微博アカウントは4日、「多くの人が日本人の民度、工業レベルと自分たちを比べ、日本はどれだけリードしているだの、日本はお手本だの、アジアの光だの言っているが、日本に学ぶべきだというのは、極めて客観的でないと思う」とする文章を掲載した。

文章では「日本の明治維新はいつの話だ?1868年に始まっている。われわれの改革開放は1980年代に始まったばっかりで、まだ40年しかたってないではないか。日本はわれわれよりも110年あまり早く対外的に開けたからここまで発展したにすぎず、決してわれわれよりも強いわけではない。われわれは今のスピードであと数十年進めば、全面的に日本を超えることは間違いない」と論じている。

このユーザーの主張に対して、他の中国ネットユーザーはいささか懐疑的なようだ。「伝統工芸の部分で日本に大きく劣っている」「国民のモラルがますます悪化していることに気づいていないのか」「日本は明治維新から110年かかって初めて世界の強国になったというわけではない」「日本は第2次世界大戦でボロボロになったじゃないか」「日本が前進をやめることはないだろうし、中国が永遠に急発展を続けることはあり得ない。未来のことは誰も予測できない」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

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