3つの世界記録で優勝の羽生結弦、8年間かかった「呪い」も解く―中国メディア

Record China    2018年11月5日(月) 21時10分

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4日、騰訊体育は、フィギュアスケート・グランプリシーズのフィンランド大会で、羽生結弦が「三つの世界記録」を作って優勝したと報じた。写真は羽生結弦。

2018年11月4日、騰訊体育は、フィギュアスケート・グランプリシーズのフィンランド大会で、羽生結弦が「3つの世界記録」を作って優勝したと報じた。

国際スケート連盟は8月、フィギュアスケートの採点方式の変更を発表。出来栄え(GOE)点の幅を従来のプラスマイナス3点から同5点へと広げるとともに、プログラム中のジャンプ回数制限、技術点の引き下げを行い、個々の動作やプログラムの完成度がより重視されるようになった。

記事は、このルール変更は羽生にとっては有利なものであるとしたうえで、ヘルシンキで行われた同大会のショートプログラムでは冒頭の4回転サルコーでGOE4.3点をマークするなど出色の演技を見せ、新ルール適用後世界最高となる106.69点をマークしたことを伝えた。

そして4日のフリーではジャンプにいささか問題があったものの、それでも全体的には素晴らしい演技で終え、こちらも新ルールで世界最高となる190.43点をたたき出し、フリーとの合計も297.12点の世界最高記録で優勝したとしている。

記事はまた、羽生は旧ルールでのフリー世界最高得点である223.20点もヘルシンキで出したことを紹介。「今大会でも3つの世界記録とともに、この8年間グランプリシリーズ初戦で1度も優勝できないというジンクスを打ち破った」とした。

そして、羽生自身が試合後に「フィンランドは自分が初めて国際大会に出た場所であり、ルーツという思いがある。特にヘルシンキでの大会はいい思い出があり、フィンランドは自分にとって特別な場所」と語ったことを取り上げ、羽生にとってヘルシンキは今や「楽園」となっているようだと評している。(翻訳・編集/川尻

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