<尖閣問題>馬英九総統「子供を連れ去られたようなもの」、フェイスブックで言明―台湾

Record China    2012年10月26日(金) 11時24分

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24日、台湾の馬英九総統が尖閣諸島を「連れ去られた子供のようなもの」と例え、主権を守ることについて改めて言明した。写真は9月、日本に抗議するため尖閣諸島への出航を控えた台湾の漁船団。

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2012年10月25日、環球時報によると、台湾が日本の統治から中華民国に復帰したとされる25日の「光復節」を控えた24日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が自身のフェイスブック尖閣諸島(台湾名・釣魚台)の主権を守ることについて改めて言明した。

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馬総統は尖閣諸島を「台湾の子供」に例え、「抱きかかえていた子供を連れ去られたようなもの」とし、「名前も変えられてしまったが、流れている血まで変えられないように、(尖閣諸島が中華民国の領土であることは)誰にも変えることのできない歴史的な事実だ」と記した。

また、「中華民国の領土である釣魚台の主権が脅かされているが、主権と漁業権の保護、平和的な解決、資源の共同開発を堅持して東アジアの平和安定に継続して尽力することに絶対的な自信を持っている」とした。

そして「侵略の歴史は許せるが、血と涙の歴史は忘れてはならない」と記し、「光復節を機に歴史的な教訓を見直して、これからも主権を守り平和を打ち立てんとする者として役割を演じ、未来へ向かってまい進しよう」とつづっている。(翻訳・編集/岡田)

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