2012年10月25日午前3時ごろ（現地時間＝以下同）、中国・江蘇省南京市の女子大学生は、大学の寮を抜け出す際に飛び越えようとした鉄柵が下あごを突き抜け、鉄柵と共に病院に搬送された。南報ネットが伝えた。

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事故当時、女子学生4人が外出するために鉄柵を飛び越えていた。うち3人は無事に飛び越えられたのだが、最後の1人が失敗し鉄柵が彼女の下あごを突き抜けた。情況が特殊なこともあり、多くの病院が受け入れを拒否したという。その後ようやく軍の病院に搬送され、午前6時半ごろ彼女の下あごに刺さっている鉄柵以外を取り除いた。

事故に対し大学宣伝部の責任者は、「まだ詳しい状況は把握していないが、本校は夜10時半に消灯する決まりになっている。深夜に外出する彼女たちに非があるが、負傷者の治療を全力でサポートする。同時にこのことを教訓にさらに規則を順守するよう学生たちに指導する」と語った。

そして同日午前10時ごろ、刺さっている鉄柵を取り除く手術が成功した。医者によると命に別条はなく、幸いにも血管や神経などが損傷していないため、大きな問題はないという。（翻訳・編集/内山）