すたれゆく鵜飼い漁、中国の奥地でひっそりと―湖北省

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25日、中国内陸の湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州では、現在でも鵜飼い漁が続いている。

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2012年10月25日、中国内陸の湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州では、現在でも鵜飼い漁が続いている。チャイナフォトプレスの報道。

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地元で農業を営んでいる張小強(ジャン・シアオチアン)さんは、鵜飼いにも従事して44年。同自治州で鵜飼い漁を継承する最後の2人のうちの1人である。近年では新しい漁法が発展したことと、魚そのものが以前ほど獲れなくなったことで、鵜飼いは衰退の一途をたどっているという。

1980〜90年代には数羽のカワウが1日当たり100キロ以上もの魚を獲ってきたそうだが、現在では1日2〜3キロがせいぜいだという。中国の一部でも伝統漁法として、桂林(広西チワン族自治区)などで鵜飼い漁が営まれているが、観光的な見世物ではなく生活のための漁としては継承が難しい状況だ。(翻訳・編集/愛玉)



   

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