胡政権の「和諧社会」、第18回党大会で党規約に盛り込みか―中国

Record China    2012年10月25日(木) 18時24分

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23日、中国共産党第18回党大会で胡政権の進めた「和諧社会」の政策思想が党規約に盛り込まれる可能性がある。写真は第18回党大会の成功を祈るスローガンを掲げた中国海軍東シナ海艦隊。

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2012年10月23日、香港の星島日報によると、11月8日から開催される中国共産党第18回党大会で新たな指導陣が選出される予定となっているが、中国共産党の党規約の修正も行われるとみられており、胡錦濤(フー・ジンタオ)政権の進めた「和諧社会」(調和の取れた世界)のスローガンと政策が党規約に盛り込まれる可能性がある。

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第15回党大会以降、党規約は毎回改正されており、最高指導者の政策理念が盛り込まれてきた。第15回党大会では「トウ小平理論」が、第16回党大会では江沢民氏の「3つの代表」が、第17回党大会では胡錦濤氏の「科学的発展観」が党規約に盛り込まれている。

指導者層人事については、習近平(シー・ジンピン)氏が胡錦濤氏に替わって中国共産党総書記に、李克強(リー・カーチアン)氏が国務院総理に就任することが正式に決定する見通しとなっている。

また、11月1日に行われる中国共産党第17期中央委員会第7回全体会議(七中全会)では、胡錦濤派との権力闘争に敗れて失脚した薄煕来(ボー・シーライ)前重慶市書記の党籍剥奪も正式に決定され、人民代表の資格も停止されるとみられている。(翻訳・編集/岡田)

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