中国人夫婦が偽エアバッグ製造、日本にも販売―中国メディア

Record China    2018年11月1日(木) 11時10分

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1日、現代快報は、江蘇省常州市で大手自動車メーカー用と称した偽物のエアバッグを製造し、中国国内や日本を含む海外に売りさばいていた夫婦が摘発され、有罪判決を受けたと報じた。

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2018年11月1日、現代快報は、江蘇省常州市で大手自動車メーカー用と称した偽物のエアバッグを製造し、中国国内や日本を含む海外に売りさばいていた夫婦が摘発され、有罪判決を受けたと報じた。

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記事によると、2016年5月に同市公安局に「米フォード社が米国内の市場で偽物のエアバッグを発見した。生産地は常州市にある工場だった」との通報があり、約2年に及ぶ捜査の末、同市の工業パーク内の辺ぴな場所にある工場で大量のエアバッグを発見した。

工場を経営していたのは40代の男と30代の女の夫婦で、工場内ではアウディ、フォルクスワーゲン、ルノー、フォードなどの商標が入った偽のエアバッグを製造していた。設備や原料の購入、製品の販売を担当していた女は、「4、5年生産していた。1個当たり100元(約1600円)前後で修理工場に販売し、そこで消費者が5000元(約8万円)ほどで購入するので、大きな利ざやがあった」と供述しているという。

夫婦が生産した偽のエアバッグは、仲介業者を通じて全国各地の市場で売られていたほか、日本や中東などの海外でも販売されていたという。記事によると、夫婦は各メーカーの商標権を侵害して総額3000万元(約4億8000万円)あまりの利益を不当に上げていたとみられる。

当局は一斉捜索により、エアバッグの生産加工、保管拠点4カ所を摘発し、大型設備5台、小型設備3台、各メーカーの商標入り偽物エアバッグの半加工品1万6000点、関連部品110万点あまりを押収した。夫婦らはすでに裁判所から実刑判決を受けたとのことである。(翻訳・編集/川尻

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