<中国人が見た日本>渡り鳥の大量殺害と日本旅行に出掛けた売国奴観光者

Record China    2012年10月25日(木) 15時20分

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23日、中国で渡り鳥の大量殺害が発覚し、話題となっている。勒克儿氏のブログはこのニュースと反日を比較して取り上げている。写真は5月、広西チワン族自治区の市場で密売されていた野鳥。

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2012年10月23日、中国で渡り鳥の大量殺害が発覚し、話題となっている。

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16日、「鶏の傷、千年の鳥道における大屠殺」と題したドキュメンタリー動画が公開された。12分間の動画は湖南省・羅霄山脈で撮影されたもの。この山脈は鳥道、すなわち渡り鳥の通り道となっているが、彼らを狙う狩猟者たちが集まっている。殺される鳥の数は1日1トンにも達する。狩猟者には現地の住民、専門的なハンター、さらにはハンティングを楽しむ者までいるという。

この渡り鳥の大量殺害について反日問題と比較してコメントしたのが勒克儿氏のブログ。上海発の大型フェリーが日本を訪問したとのニュースが中国で大々的に報じられ、売国奴だと批判が殺到した。ニュースサイトのコメント数で見ると、渡り鳥大量殺害の記事の10倍もの数になっている。

しかし本来ならば生態系を破壊しかねない渡り鳥の大量殺害のほうに関心を持つべきとブログは指摘する。1958年、中国ではスズメ撲滅の大号令のもと、20億羽近い雀が殺されたという。だがそのしっぺ返しは恐ろしいものだった。翌年、中国各地に虫害が大発生。多くの樹木が失われた。反日の問題よりも、生態系や自然の問題をこそ注意するべきだろうとブログは警告している。(翻訳・編集/KT)

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