中国人船員死亡事件から1週間、中韓の「魚をめぐる争い」が激化している―露メディア

Record China    2012年10月25日(木) 16時39分

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23日、ロシアメディアは、中国と韓国の「魚をめぐる争い」が激化していると報じた。資料写真。

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2012年10月23日、ロシアのラジオ局「ロシアの声」のウェブサイトは、中国と韓国の「魚をめぐる争い」が激化していると報じた。24日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国海洋警察が違法操業中の中国漁船にゴム弾を打ち、中国人船員が死亡する事件から約1週間が経過した。昨年12月には、違法操業中の中国漁船船長が漁船を拿捕(だほ)しようとした韓国海洋警察の警察官を刺殺する事件も発生。中国と韓国の「魚をめぐる争い」は激しさを増している。

統計によると、2002年に韓国国境警備隊が拿捕した中国漁船の数は145隻、2007年は438隻、2011年は504隻と増加を続けている。目覚ましい経済発展を遂げ、国民の生活水準も飛躍的に向上した中国では、水産物の需要も急増。これに伴い、中国近海の水産資源は激減、代わりに隣国の海域が中国漁民にとって魅力的な漁場となっている。

中国漁民も生活が懸かっているため、違法操業中に韓国側に捕まりそうになれば激しく抵抗する。巨額の罰金と獲物の没収という仕打ちが待っているためだ。韓国メディアがこうした中国漁民を「海上の強盗」と呼ぶのもうなずける。中国側に違法操業を厳しく取り締まるよう求めているが、いまだに効果的な措置は取られていない。(翻訳・編集/NN)

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