2012年10月22日、北京晨報によると、北京市内のある地域コミュニティーBBSに「地下鉄でハリネズミみたいなリュックを背負っている人がいた」という書き込みが写真付きで掲載された。リュックには鋲が打たれており、混雑時でも人が近づけないようになっている。

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掲載された写真ではリュックを背負っていたのは若い男性。混雑していたにもかかわらず、男性の後ろには明らかにぽっかりと空間ができていた。北京市内の地下鉄ではこうしたリュックは持ち込み禁止品のリストに挙げられていないが、ネット上では「あまりに自分勝手」「自分さえ良ければいいのか」と地下鉄の利用者からは不評を買っている。

同様のリュックを販売している店は多く、若者に人気となっているという。ある販売店は「毎月少なくとも十数個は売れている」と話している。また、ある店では“ハリネズミ・リュック”だけでなく、びっしりと鋲が打たれた“ハリネズミ・シューズ”も販売している。（翻訳・編集/岡田）