「台湾の旅券ほしい!」中国から台湾当局への問い合わせ急増=米渡航条件緩和で―独メディア

Record China    2012年10月22日(月) 19時56分

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20日、11月に始まる台湾人に対する米国の査証(ビザ)なし渡航解禁を前に、中国国民による台湾旅券(パスポート)取得希望が急増している。写真は4月、台湾への個人旅行を申請する四川省成都市の女性。

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2012年10月20日、ドイツの国際ラジオ放送・ドイチェ・ヴェレ(中国語電子版)によると、11月に始まる台湾人に対する米国の査証(ビザ)なし渡航解禁を前に、中国国民による台湾旅券(パスポート)取得希望が急増している。中国から台湾外交部への問い合わせメールは年明けから400通に達し、前年の10倍を超すペースとなっている。

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米国へのビザなし渡航が認められているのは、アジア・太平洋地域ではオーストラリア、ニュージーランド、日本、シンガポール、ブルネイ、韓国の6カ国。台湾が認められれば同地域で7番目、世界で37番目となる。

一方、中国国民は「台湾は中国の領土」とみており、「中華民国(台湾)のパスポートを取得できる」と判断。「台湾のパスポートを持てば世界のどこへでも行ける」と考えているとみられる。しかし、現行の法制度では中国国民による台湾のパスポート取得は非常に困難。華僑に対するパスポート発給審査も厳しく、申請者も少ないという。(翻訳・編集/AA)

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