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28日、環球時報(電子版)は、米紙が「中国がトランプ米大統領の携帯電話を盗聴している」と伝えた問題で、中国外交部の華春瑩副報道局長の切り返しに対し、さらに同紙が行った「反撃」を切り捨てた。写真はファーウェイのスマートフォン。
2018年10月28日、環球時報(電子版)は、米紙ニューヨーク・タイムズが「中国がトランプ米大統領の携帯電話を盗聴している」と伝えた問題で、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)副報道局長の切り返しに対し、さらに同紙が行った「反撃」は、「勝手な解釈による自己満足だ」と切り捨てた。
華氏は同紙が報じた盗聴疑惑について「個人的な3つの意見」として次のように話した。
「第1にニューヨーク・タイムズの類似の報道はフェイクニュースを作ったとの証拠を1つ増やすだけ。第2に、アップル社製携帯の盗聴を心配するなら(中国の)華為(ファーウェイ)の携帯に変更したらいい。第3に、絶対的安全という見地から一切の現代的通信設備を使わないこともできる」
これに対し、ニューヨーク・タイムズは「華氏の発言で華為の携帯電話が爆発的に売れた。甘い汁を吸わせてやったのだ。また、華氏の切り返しがあまりに見事だったのは、事前に答えを準備していたからだろう」と批判した。
しかし、環球時報はさらに反論。ニューヨーク・タイムズが自らの報道を「華氏が『フェイクニュース』と断じた」と伝えたことについて、「自らの報道を自らの紙面で『フェイクニュースを伝える媒体』と表現するのは奇妙だ」と皮肉った。加えて「報道官が事前に答えを準備するのは当たり前。勝手な解釈による自己満足だ」とし、ニューヨーク・タイムズは的外れだと伝えている。(翻訳・編集/大宮)
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