安倍首相の施政方針演説、中韓への姿勢に明らかな変化―米華字メディア

Record China    2019年1月29日(火) 13時50分

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28日、米華字メディア・多維新聞は、安倍晋三首相の施政方針演説で中韓への姿勢に明らかな変化が見られたと報じた。写真は安倍首相訪中時の北京。

2019年1月28日、米華字メディア・多維新聞は、安倍晋三首相の施政方針演説で中韓への姿勢に明らかな変化が見られたと報じた。

記事はAP通信の報道を引用。「対中関係強化への意欲を示す一方、かねてより重視してきた韓国には触れなかった」と指摘し、中国については「昨秋の訪中で日中関係は完全に正常な軌道に戻った」「日中関係を新たな段階へと押し上げていく」との発言があったと伝えた。

記事は、「中国と良好な関係を維持することは安倍外交の最重要目標の一つだが、『米中関係の影響から日本が中国との関係を独自に決めていくのは難しい』との見方もある」と説明。安倍首相が新たな防衛力構築を急ぐ考えを示したことについては、「日本は過去に繰り返し、『中国の拡大し続ける軍事的プレゼンスは地域の安全を脅かす。近年の宇宙技術に見られる急速な進歩は格段の憂慮をもたらした』との立場を示した」と述べた。

韓国に関しては「過去の施政方針演説では日韓関係重視が強調されたが、今回は言及がなかった」とし、「日韓関係は現在、韓国最高裁が下した元徴用工訴訟判決によって非常に緊張した局面にある」と指摘した。(翻訳・編集/野谷

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