2012年10月19日、新華網は記事「隣村から別の省へ、中国人の『婚姻半径』拡大の道」を掲載した。

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陝西省出身の苗さんと広西チワン族自治区出身の江さん夫婦。2人はともに広東省東莞市で出稼ぎし知り合った。お互いの実家は2000キロも離れているだけに当初は両親も反対したという。

かつては同じ村、隣村の人間としか結婚しないのが当たり前だったが、今では別の省の人間、さらには他国の人間と結婚するのも珍しいことではなくなった。こうした「婚姻半径」の拡大は中国社会に大きな影響を与えているという。

今までなら知りようもなかった土地の文化、人間について知る機会となるためだ。「婚姻半径」の拡大が文化交流と融合を推進し、新たな中国文化を生み出している。

一方で問題も少なくない。現在の中国はまだまだ社会福祉が未整備。同じ都市に住んでいる親の面倒を見ることすら大変だが、遠隔地ともなれば大変な困難となる。（翻訳・編集/KT）