なぜ?大学の学食に、出稼ぎ労働者が大挙して食事に来ている―四川省

Record China    2012年10月20日(土) 18時24分

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18日、中国・四川省内にある多くの大学や高校の学生食堂では、在校生だけでなく外部からのお客で溢れかえるという事態が常態化しているという。その“お客”とは、地方から出てきて建設現場などで働く出稼ぎ労働者たちだ。

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2012年10月18日、中国・四川省内にある多くの大学や高校の学生食堂では、在校生だけでなく外部からのお客で溢れかえるという事態が常態化しているという。その“お客”とは、地方から出てきて建設現場などで働く出稼ぎ労働者たち。安くて量も多く、味もよい学生向けの食事は、彼らにとってうってつけの食費節約策なのだ。四川新聞網の報道。

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四川省の省都・成都市内のある大学は、付近に多くの建設現場があるために、建設作業員が学生食堂に連日押しよせているという。その数は1日平均100人超。1日3食をここで済ませる者も少なくないとか。ある労働者は、「建設現場の従業員食堂はとにかくまずくて量が少ない。おかずの種類も少なく、重労働をするわれわれは身体がもたない。その点、学生食堂は安くて量も多く、ごはんはお代わり自由。時には無料でスープもつくことさえある。おかずの種類も多くて重宝している」とのこと。

かくして、ういういしい学生たちと屈強な汗まみれの労働者たちが入り混じるという奇妙な構図が生まれる。大部分の学生は、「肉体労働をする彼らにとって食生活は重要だし、節約も必要だろう」と理解を示すが、一部の学生は「彼らが押し寄せるせいで、授業がちょっとでも遅れると食いっぱぐれることがある。残り物は野菜のおかずだけ、なんてことも少なくない」とこぼす。

これに痛手を負っているのはむしろ、学生ではなく食堂の経営側。学食には大きく分けて2種類あり、学校が運営するものと外部業者に運営を委託しているものがある。苦しい経営を迫られているのは学校経営のもの。少しでも学生の出費の負担を抑えようと、もともと万年赤字の採算無視で運営しているにも関わらず、半端ない大食いの労働者たちに押しかけられてはたまったものではないからだ。学校によっては、学食へ入店するのに学生証や身分証の提示を求め、ビジターには2割増しの料金設定をするところもあるという。(翻訳・編集/愛玉)

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