中国の人気淡水湖で湖水汚染行為が絶えず、洗車に続いて今度は皿洗い

The World Video    2018年10月28日(日) 21時0分

拡大

26日、中国の雲南省大理市にある人気観光スポット、ジ海(ジ=さんずいに耳)でこのほど、屋台の主人がジ海の湖水で食器を洗ったとして物議を醸している。

2018年10月26日、中国の雲南省大理市にある人気観光スポット、ジ海(ジ=さんずいに耳)でこのほど、屋台の主人がジ海の湖水で食器を洗ったとして物議を醸している。フェニックステレビ(電子版)が伝えた。

ジ海は雲南省で2番目に大きい淡水湖で、同省の蒼山と共に「蒼山ジ海国家級自然保護区」を形成している。ジ海の人気スポットの一つが金梭島なのだが、この島で10月23日、映像の一幕が目撃された。屋台主の行為に報道では「慣れた手つきから、日常的にジ海で食器を洗っていることがうかがえる。観光客の衛生を考慮しないだけでなく、汚水によりジ海が汚染されている」と報じている。

ジ海では今年7月、域内の湖水で洗車したとして罰金を科す案件が続発し、こうした観光客のマナー違反に批判が集まっていた。今月22日には、生態環境部がジ海の現状に関する報告書を公表し、「ジ海周辺の管理が行き届いておらず、ジ海の生態が破壊され、水質が悪化している」と現地政府に苦言を呈したばかりだった。今回は観光客を迎える側の不適切な行為が物議を醸したこともあり、ネットでは「管理が不十分」と関連部門に対する批判が多く聞かれている。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携