安倍首相訪中で通りに日本国旗、市民からは不満の声も―米華字メディア

Record China    2018年10月26日(金) 11時20分

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25日、米華字メディア・多維新聞は、安倍晋三首相の訪中に合わせて北京市街に掲げられた日本国旗に、一部市民から不満の声が出ていると報じた。

2018年10月25日、米華字メディア・多維新聞は、安倍晋三首相の訪中に合わせて北京市街に掲げられた日本国旗に、一部市民から不満の声が出ていると報じた。

25日昼に夫人とともに羽田空港より北京に向け出発した安倍首相は、同日夕方に「日中平和友好条約締結40周年記念レセプション」に出席し、スピーチを行った。

日本の首相として7年ぶりとなる、日中関係の雪解けを象徴する安倍首相に訪日に合わせ、北京市のメーンストリートである長安街には日中の国旗が掲げられた。これについて、記事は「中国市民の民族的な感情を刺激したようだ。レセプション開催場所付近で十数人の北京市民に話を聞いたところ、長安街に掲げられた日本国旗に対する不満を示した。日本の中国侵略の歴史が中国に消し去ることの難しい傷を残しており、日本が歴史問題に対して納得いく姿勢を示す前に日本国旗を北京の街に掲げるというのは、『ある種の皮肉』とのことだ」と伝えている。

安倍首相は出発前、「今年は日中平和友好条約締結40周年であり、今回の訪問が両国関係を新たな時代に向ける後押しになると思う」「中国首脳とは互いに胸襟を開いて両国関係や国際情勢について語り合いたい」としていた。(翻訳・編集/川尻

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