宮腰沖北相の発言、竹島が韓国領だと認めるもの?韓国教授「ありがたい」

Record China    2018年10月25日(木) 16時20分

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25日、韓国・聯合ニュースによると、韓国広報専門家の徐敬徳誠信女子大学教授が最近、竹島関連の発言をした宮腰光寛沖縄北方担当相に抗議の手紙を送っていたことが分かった。写真は竹島。

2018年10月25日、韓国・聯合ニュースによると、韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授が最近、竹島関連の発言をした宮腰光寛沖縄北方担当相に抗議の手紙を送っていたことが分かった。

宮腰氏は12日、日本メディアとの会見で「竹島は歴史的にも国際法上も疑うことなく、日本固有の領土である」とし、「離島振興関連で島根県の隠岐諸島に行った。竹島は隠岐諸島の島町の領域だが、距離的には西の島町岬から最も近い」と説明。その上で「もちろんそこからは見えなかったが、竹島の方向を見つめ、日本固有の領土である島が存在するということを現地で確認した」などと述べていた。

これに対し、徐教授は「韓国の鬱陵島と独島(竹島の韓国名)の間の距離は87.4キロメートルで、日本の隠岐島と独島の間の距離は187.5キロメートルだ」とし、「二度と公式の場でうそをつかないでくれ」と訴えた。また「隠岐島からは絶対に独島が見えないが、鬱陵島からは天気のいい日には独島がはっきりと見える」とし、「今回の(宮腰氏の)発言はむしろ、独島が韓国領であることを認めるものでありがたい」と皮肉交じりに述べたという。

徐教授が宮腰氏に送った手紙には「どうか独島に関する正確な事実を知ってほしい。日本に資料を送るので、どうか勉強してください」などと書かれている。また「情けない」「恥ずかしくないのか」など厳しい表現も含まれているという。

宮腰氏の発言に対し、韓国のネットユーザーからも「独島から見える隠岐島も韓国の土地ということ?」「釜山からは対馬が見えるけど?」「そもそも近いから我が領土との考えがおかしい」などと指摘する声が寄せられている。

また徐教授に対し「独島を守ってくれてありがとう」「賢い人は違うね。今後も日本をしっかり監視してほしい」と応援する声も多数見られる。一方で「日本の大臣の発言はそういう意味なのか?教授は的外れな指摘をしている」「指摘するのはいいけど、感情的に出る必要はない」「距離の近さを争ってどうする?」との声や、「資料がたくさんあるのに、独島が完全に韓国の土地と認められないのはなぜ?国力のせい?」と嘆く声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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