竹島に移住するには…?韓国で問い合わせが殺到=ネットからは懸念の声も

Record China    2018年10月25日(木) 7時50分

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24日、韓国・ニューシスによると、竹島の唯一の住民だったキム・ソンドさんが死去したことを受け、韓国では竹島への移住を希望する人が相次いでいる。写真は竹島。

2018年10月24日、韓国・ニューシスによると、竹島(韓国名:独島)の唯一の住民だったキム・ソンドさんが死去したことを受け、韓国では竹島への移住を希望する人が相次いでいる。

肝臓がんで闘病中だったキムさんが亡くなった後、竹島を管轄する慶尚北道の鬱陵郡には、「キムさんの独島を愛する精神を受け継ぎたい」などの問い合わせが1日に数十件寄せられているという。しかし記事は「今年中に竹島の住民として暮らすことはほぼ不可能」と伝えている。竹島にある唯一の住民宿舎の改装工事が、来年4月までかかるためだという。

鬱陵郡関係者は「問い合わせの大部分が『キムさんの後を継いで独島に住み、韓国の土地を守りたい』『独島の住民になるための条件を教えてほしい』との内容」とし、「残念ながら現時点では回答しかねる。独島への定住条件などの基準は海洋水産庁が設ける予定」と説明した。

鬱陵郡独島里の里長に選任されると、政府から支援金として月140万ウォン(約14万円)が支給される他、漁業活動が可能になり、収穫した水産物を販売することもできるという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「支援金なんて必要ない。自分のお金を出してでも住みたい」「私も立候補する。独島を守りたい」「独島で漁をしながら生活するなんて最高!もっとたくさんの人が住めるようにしてほしい」など、竹島への移住を希望する声が上がっている。

一方で人選に関する懸念の声も多く、「愛国心よりお金のために志願しているのでは?新手の詐欺師がいるかもしれないから慎重に選任してほしい」「今までは志願者がいなかったのに。それだけ韓国の経済が悪化したということ?」「適当に任命するのではなく、ちゃんと責任感のある人を選ぼう」「独島で事業を興そうと企む商売人たちは除外して。独島の自然を最大限守るという使命感を持つ人がいい」などの声も多く見られた。(翻訳・編集/堂本

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