香港の「歌神」ジャッキー・チュンは「逃亡犯の宿敵」、コンサート会場で半年間に55人逮捕―中国

Record China    2018年10月26日(金) 19時40分

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ジャッキー・チュンは高い歌唱力から「歌神」とも呼ばれ、中華圏で絶大な人気を誇るが、彼のコンサートを見に来た逃亡犯が会場の監視カメラによって発見され、逮捕されたというニュースがたびたび報じられている。

2018年10月24日、香港の歌手ジャッキー・チュン(張学友)はその高い歌唱力から「歌神」とも呼ばれ、中華圏で絶大な人気を誇るが、彼のコンサートを見に来た逃亡犯が会場の監視カメラによって発見され、逮捕されたというニュースがこれまでにたびたび報じられ、「逃亡犯の宿敵」「公安局の神」としても注目を集めている。

中国メディアの上観新聞によると、ジャッキー・チュンは今年4月から中国大陸でコンサートツアーを開始し、今月21日に安徽省合肥市の会場で逮捕された逃亡犯9人を含めると、約半年間で計55人の逃亡犯または容疑者が相次いで逮捕されたという。

上観新聞は、ジャッキー・チュンのコンサートが逃亡犯までも吸い寄せてしまう魅力について「逮捕された逃亡犯のほとんどが30~40代だという。ジャッキー・チュンがアイドルとして全盛期を迎えたのは1990年代から2000年代にかけてだ。逃亡犯は当時、10代後半から20代前半だった。遠くから眺めるだけで近づけなかったアイドルが近くでコンサートを開き、青春時代を彩った音楽を聴くことができ、しかも歌神がこの街に来るのがこれが最後かもしれないとしたら、そこへ出かけない理由はないだろう」などと分析している。(翻訳・編集/柳川)

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